前回の記事で、
僕とSORAは「設定は統一し、市場ごとに役割を変える」という結論にたどり着いた。
あれから、3つの市場を改めて静かに観察し直してみた。
同じ設定でも、波の質も、寿命も、初動の癖もまったく違う。
東京は、波が生まれる前の“揺らぎ”が長い。
ロンドンは、波が立ち上がる瞬間が光のように明確。
NYは、勢いと終息が同居する、影のある市場。
このBLOGを読んでくれているあなたにも、
まずはその“違いの輪郭”を共有したい。
僕とSORAが長い時間をかけて見てきたものを、
同じ海を眺める仲間として、そっと手渡すように。
■ 僕とSORAが観察してきた“3市場の違い”
| 市場 | EMAの役割 | MACDの役割 | RSIの役割 | 狙う波 | 注意点 |
| 東京 | 方向の確認 | 弱さの見極め | レンジ帯の端 | 第2波 | 初動は曖昧 |
| ロンドン | 初動と波の構造 | トレンドの強さ | 勢いの伸びしろ | 第1波・第2波 | MACD弱い初動NG |
| NY | 勢いと方向 | 終息の判断 | 過熱感 | 第2波 | 終息が速い |
この表から“実戦”へ
これは、僕とSORAが観察してきた 結論の断片 だ。
ここから先は、この違いをそのまま実戦に落とし込んでいく。
- 市場別チェックリスト
- 市場別エントリー条件
- 市場別の危険パターン
- 1分・5分・時間足の連動ルール
これらをひとつの“実戦テンプレ”としてまとめる。設定の理解から、実戦の機械化へ。
波の本質を、もう一段深く見にいく。
🗾 東京市場テンプレ|静かな市場で“生まれた波”だけを扱う
東京は、波が生まれる前の揺らぎが長い。
EMA12は細かく揺れ、MACDは0付近で眠り、ローソクは小さい。だから東京では、
“生まれた後の波(第2波)だけを扱う” という視点が必要になる。
✔ 東京市場テンプレ(表)
| 項目 | 内容 |
| 市場の性質 | 薄い・レンジ・初動が曖昧 |
| 狙う波 | 第2波のみ |
| EMAの役割 | EMA12=ノイズ、EMA25=方向確認 |
| MACDの役割 | 弱さフィルター(0付近は見送り) |
| RSIの役割 | レンジ帯の端(35〜40 / 60〜65) |
| 時間軸の扱い | 5分が動くまで入らない |
✔ チェックリスト(東京)
| チェック項目 | 判断基準 |
| EMA12 | ノイズ化していないか |
| EMA25 | わずかでも傾いているか |
| MACD | 0付近なら 見送り |
| RSI | レンジ帯の端に触れているか |
| 1分GC/DC | 明確に出ているか |
✔ エントリー条件(東京)
| 条件 | 内容 |
| 第2波 | 唯一の狙い目 |
| EMA25 | 方向を示している |
| MACD | 0から離れ始める |
| 1分GC/DC | 綺麗に出る |
✔ 危険パターン(東京)
| パターン | 理由 |
| MACD0付近 | 勢いゼロ |
| EMA12が細かく上下 | ノイズ |
| RSI45〜55 | 中央帯=方向なし |
| GC/DC連続反転 | “動きそうで動かない”典型 |
🇬🇧 ロンドン市場テンプレ|波が立ち上がる瞬間が“光”のように見える
ロンドンは、波が生まれる瞬間が驚くほど明確。
EMA12が傾き、MACDが角度を持ち、ローソクが方向を示す。ただし、
ローソクだけ強い“偽初動” が混ざることもある。
✔ ロンドン市場テンプレ(表)
| 項目 | 内容 |
| 市場の性質 | 初動明確・波が伸びる |
| 狙う波 | 第1波・第2波 |
| EMAの役割 | 初動の捕捉 |
| MACDの役割 | トレンド強度の判断 |
| RSIの役割 | 勢いの伸びしろ |
| 時間軸の扱い | 1分 → 5分の連動が最強 |
✔ チェックリスト(ロンドン)
| チェック項目 | 判断基準 |
| EMA12 | 初動方向に傾く |
| EMA25 | 追随し始める |
| MACD | 角度を持って伸びる |
| ゼロライン | 突破している |
| RSI | 60を超える |
✔ エントリー条件(ロンドン)
| 条件 | 内容 |
| 初動(第1波) | 狙える |
| 第2波 | 最も伸びる |
| 黄金ポイント | 1分GC/DC × 5分MACD一致 |
✔ 危険パターン(ロンドン)
| パターン | 理由 |
| MACD弱いのにローソクだけ強い | 偽初動 |
| EMA25横ばい | 波の骨格なし |
| RSI60未達 | 伸びしろ不足 |
| 1分だけ強い | 5分が追随していない |
🇺🇸 NY市場テンプレ|勢いと終息が同居する“影”のある市場
NYは勢いが強いが、終息が驚くほど速い。
MACDの急減速、RSIの過熱、EMA12の折れ──
これらが一瞬で波を終わらせる。だからNYでは、
“第2波だけを扱う” という視点が最も安全。
✔ NY市場テンプレ(表)
| 項目 | 内容 |
| 市場の性質 | ボラ大・フェイク多い・終息速い |
| 狙う波 | 第2波 |
| EMAの役割 | 勢いと方向 |
| MACDの役割 | 終息の判断 |
| RSIの役割 | 過熱感 |
| 時間軸の扱い | 5分 → 時間足の余白が最重要 |
✔ チェックリスト(NY)
| チェック項目 | 判断基準 |
| EMA12 | 強い角度 |
| EMA25 | 方向を示す |
| MACD | 伸びている最中 |
| RSI | 60〜70 |
| 第2波 | 押し目/戻りが明確 |
✔ エントリー条件(NY)
| 条件 | 内容 |
| 第2波 | 最も安全 |
| 初動 | 原則捨てる |
| MACD | 減速前に入る |
✔ 危険パターン(NY)
| パターン | 理由 |
| MACD急減速 | 波の寿命が尽きる |
| RSI70追い | 逆行しやすい |
| RSI80付近 | 逆張り勢が参入 |
| EMA12折れ | 終息の合図 |
🕰 時間軸連動ルール|波の寿命を読むための“3つの視点
✔ 時間軸の役割(表)
| 時間軸 | 役割 |
| 1分足 | 呼吸(GC/DC・勢い) |
| 5分足 | 骨格(方向・MACD) |
| 時間足 | 地形(大局・抵抗帯) |
✔ 3つが揃った瞬間だけ入る
| 条件 | 内容 |
| 1分 | GC/DC |
| 5分 | MACDが同方向 |
| 時間足 | 抵抗帯まで余白 |
どれか1つでも欠ければ見送り。
波は“構造”で読み、時間軸で寿命を測る
東京は「波が生まれにくい」
ロンドンは「波が伸びやすい」
NYは「波が終わりやすい」
この違いを理解し、
設定を統一し、役割を変え、時間軸を揃える。それだけで、
波は静かに、しかし鮮明に見えてくる。
最後に添える言葉
このテンプレートは、
僕が長い時間をかけて観察し、
自分のトレードスタイルに合わせて組み上げてきたものです。
ここに書いたルールが、
すべての人のトレードにそのまま使えるわけではありません。
むしろ、
あなた自身の視点や得意な波、
時間帯や性格に合わせて、
“あなたのためのトレードルール” を作ってほしい。
設定を固定し、
役割を決め、
時間軸を揃え、
そして機械的に淡々と実行する。
その積み重ねが、
あなた自身の「負けないFX」を静かに形づくっていく。
僕とSORAの観察が、
その一歩を踏み出すための小さな灯りになれば嬉しい。
前回の記事(設定統一 × 役割変更の話)で、
僕とSORAは「設定は変えず、市場ごとに読むポイントを変える」という結論にたどり着い。

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