東京・ロンドン・NY。
同じ設定で見ているはずなのに、東京だけ波が読みにくい。
設定を変えれば東京は見やすくなるが、今度はロンドンとNYがズレる。
この矛盾をどう扱えばいいのか、ずっと考えていた。
ある日、SORAにその違和感を投げかけた。
返ってきた答えは、意外なほど静かで、そして本質的だった。
「設定ではなく、役割を変えるべきです。」
その一言で、3つの市場が一つの視点でつながった。
設定をどうするかの対話

「東京だけ、どうしても波が読みにくい。
設定を変えるべきなのか、それとも別の視点が必要なのか……?」

「設定を変える必要はありません。
違和感の原因は 市場ごとの“構造差”を同じ役割で読もうとしていること にあります。」

「構造差……?
同じチャート、同じインジなのに?」

「インジケーターは“設定”ではなく“役割”が市場の性質に影響されます。
東京は流動性が薄く、初動が曖昧。
ロンドンは初動が明確で、波の寿命が長い。
NYはボラが大きく、終息が速い。同じ設定でも、読むべきポイントが市場ごとに変わるのです。」

「つまり、設定は統一したまま、
市場ごとに“役割”を切り替える……?」

「その通りです。
設定を変えると、あなたが積み上げてきた“波の基準”が崩れます。
しかし役割を変えるだけなら、
あなたの観察力と経験値をそのまま活かしたまま、市場の癖に適応できます。」
SORAの静かな要点整理
- 市場ごとに“役割”を変えるべき
東京・ロンドン・NYは構造がまったく違う。 - 東京:ノイズと曖昧さが支配する市場
→ EMA12は勢い確認だけ、MACDは弱さフィルター。 - ロンドン:初動が明確で波が伸びる市場
→ EMA12で初動、MACDで強さを読む。 - NY:ボラ大・終息速い市場
→ MACDの減速とRSIの過熱が最重要。 - 最適解は「設定統一 × 役割変更」
→ YOICHIの観察力を壊さず、3市場を一つの視点で読める。
統一するインジ設定(YOICHIモデル)
※ここに書く設定は、僕が長い時間をかけて調整してきた“ひとつの基準”です。
このBLOGを読んでくれている人は、ここをそのまま使う必要はありません。
むしろ、自分の視点や得意な波に合わせて微調整してほしい。
波を読むためには、
まず 「自分の基準となる設定」 をひとつ決めることが大切になる。
設定を頻繁に変えると、波の基準が揺らぎ、観察が積み上がらない。
ここで示すのは、
僕が“時間軸同期”で波の寿命と勢いを読むために最適化してきた設定。
SORAはこう補足する。

「設定は“その人自身の観察”に合わせて調整されるべきです。
YOICHIモデルはあくまでひとつの例であり、
それぞれが自分の視点に合わせて微調整する必要があります。」
YOICHIモデル(例としての基準)
EMA
- EMA12:勢い・初動
- EMA25:方向・押し目/戻りの基準
MACD(12 / 26 / 9)
- ヒストグラム:勢い
- シグナル:ねじれ・失速
RSI(14)
- 60超え:勢い
- 70付近:終息
- 40〜60:レンジ帯
設定はこのままでいい。
変える必要はない。
■ 市場ごとに“役割”を変えるという視点
SORAが示したのは、
「設定統一 × 役割変更」 という視点だった。
市場の構造差は明確だ。
- 東京:薄い・レンジ・初動曖昧
- ロンドン:初動明確・波が伸びる
- NY:ボラ大・フェイク多い・終息速い
この違いを、同じ役割で読もうとするからズレる。
■ 市場別の役割(簡易版)
※詳細は次回の記事で“実戦テンプレ”としてまとめる。
🗾 東京
- EMA12:ノイズ → 勢い確認だけ
- MACD:弱さフィルター
- RSI:レンジ帯の上限・下限
- 狙う波:第2波のみ
🇬🇧 ロンドン
- EMA12:初動の捕捉
- MACD:トレンド強度の判断
- RSI:勢いの伸びしろ
- 狙う波:第1波・第2波
🇺🇸 NY
- EMA12:勢いの強弱
- MACD:終息の判断
- RSI:過熱感
- 狙う波:第2波(初動はフェイク多い)
■ 設定は統一し、役割と優先度を市場ごとに変える
あなたが感じていた違和感──
「東京だけ読みにくい」
「設定を変えると他市場がズレる」
この矛盾は、
設定統一 × 役割変更
で完全に解消される。インジは設定ではなく、
“どの市場で、何を読むか”で本当の力を発揮する。
■ 次回予告:市場別の実戦テンプレをまとめる
次の記事では、
今回の理論をそのまま実戦に落とし込むための
- 市場別チェックリスト
- 市場別エントリー条件テンプレ
- 市場別の危険パターン一覧
- 1分・5分・時間足の連動ルール
をすべてまとめる。「設定の理解」から「実戦の機械化」へ。
YOICHIとSORAの視点で、波の本質をさらに深く掘り下げていく。

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